Analogfish×椅子樂團(The Chairs) 日台スペシャル対談 【後編】

Our Favorite City ニッポン × タイワン オンガクカクメイ

2021/05/21 19:00

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Analogfish×椅子樂團(The Chairs)の日台スペシャル対談。

前編では、お互いのサウンドの印象を聞かせてもらったが、今回はお互いの音楽のルーツなど、より深い部分について語ってもらった。


取材・文 / 行 達也




── The Chairsの音楽は、台湾の中では、どのようなジャンルにカテゴライズされるのでしょうか? 台湾のジャンルが、どうようになっているのか 気になって。


詠靖(Jing) インディーズ...になるのかなあ?

自分たちでもジャンル、という区分けについては意識したことがないんですよね。

どのジャンルに入れてもおかしくない、というか、自分たちでも色々なジャンルに挑戦しているので。

あえて言うならインディーズ、というしかないかな。



── 昨年リリースされたアルバム 『Real Love is...』 はある意味、

「The Chairsというバンドはこういう音楽です」というのがカラーとして、より明確に出された作品だと感じましたが、

次回作はまた全く異なるカラーになる可能性もありますか?


詠靖(Jing) 可能性はとてもあります。とはいえ、世間で認知されているソフトなイメージは崩さないと思います。

例えば、突然ヘヴィーロックをやったりとか、そういうことはありません(笑)。

でも、次の作品でサイケデリックな要素は足していきたいな、と考えています。



── そうなんですね。 先ほど(前編では)世代の話をして、あまり関係ない、と仰っていましたが、本当にThe Chairsの皆さんは、若いのに深みのあるサウンドを奏でているな、と感じました。


詠靖(Jing) 確かに、同年代の人たちが聴いてる音楽と比べると、僕らが聴いてる音楽は、ちょっと大人っぽいかもしれません。


下岡 僕がThe Chairsについて興味深いのは、アルバムごとに出ているカラーがすごくはっきりしてるな、というところです。


仲穎(Zhong) 2枚目のアルバム『樂芙莉聖代 Lovely Sunday』は、制作時に聴いていたヨーロッパやタイのインディーズの影響が滲み出ていたと思います。


詠靖(Jing) 僕も、Analogfishの音楽は、アルバムごとのカラーをちゃんと持っているなと思って聴いてます。

最新作はどういう音楽に影響受けたんですか?


下岡 最新作 『Still Life』 というアルバムは、そのときメンバーとよく聴いていたのは、Unknown Mortal Orchestra とか、Noname とか







詠靖(Jing) Unknown Mortal Orchestraは知ってます!

Nonameは知らないなぁ...


下岡 素晴らしいのでぜひ聴いてみて!

特に『Telefone』というアルバムが。

僕らはもうそれなりにキャリアがあるし、元々パンクバンドみたいな感じのところからスタートしているので、先ほどThe Chairsは無いって言っていたけど、僕らは次回作がハードコアになるかもしれない(笑)


椅子樂團(The Chairs) (笑)

伯元(Benson) 僕もちょっと好きです(笑)


Analogfish (笑)



── The Chairsの皆さんは日本でライヴをやったことはありますか?


詠靖(Jing) 本当だったら、去年のツアーで行っていたはずだったのですが、コロナで中止になってしまったんです。

今回が初来日の予定だったんので、とても残念です。



── 今、台湾のコロナの感染状況はどうでしょうか?


仲穎(Zhong) かなり感染者数も少なくなってきて、去年はそれなりにイベントがありました。

現在も大きめの野外フェスは予定通り開催されている状況です。 

日本はいかがですか? (※インタビューは4月上旬に収録されました)


下岡 日本は感染者数がまた増えてきたので、ライヴも中止になったり、開催できたとしても、キャパシティーの半分に制限したり、とベストな形ではできない状況が続いています。


詠靖(Jing) コロナ禍においてはどういう活動をしているのですか?

創作活動がメインになりますか?


下岡 僕はぜんぜん音楽が作れなかったので、地元の友人のりんご園を手伝ってました(笑)。


詠靖(Jing) 機会があれば、そのりんごを食べてみたいです(笑)。






YouTubeチャンネル「SAYULOG」では、2組のスペシャルトークを動画でお届け!

ぜひチェックしてください!






Analogfish

1999年結成。これまで10枚のアルバムをリリース。
下岡 (G,Vo.) の透徹したクールネスと高らかに歌い上げる佐々木 (B, Vo.)のエモーション。
鮮やかなコントラストを成す2人の作風が同居するスリーピースのオルタナティブロックバンド。
斉藤 (Dr, Cho.)を扇の要に据えて贅肉を削ぎ落としたタイトなバンドアンサンブルは鉄壁で軽妙なハーモニーセンスも魅力。

Bitfanにてバンドキャリア初のファンクラブ「RECEIVERS」を開設、日々会員向けの原点コンテンツも更新中。




椅子樂團(The Chairs)

台湾・台中で誕生した、JingとZhong、2人のG.Vo.と、B.Vo.のBensonで構成される3ピースバンド。
2019年に2ndアルバム「Lovely Sunday」で、"台湾のグラミー賞"といわれる第30回ゴールデンメロディアワーズにて「最優秀歌唱グループ賞」を受賞。
2021年3月にはオンラインにてアメリカのSouth by Southwest(SXSW)に出演するなど、海外での活動も精力的に行っている。









行 達也

株式会社SKIYAKI、 Our Favorite City 編集スタッフ
台湾インディーズは初心者ですが、夜市には行ったことあります。もっと食べたいです。


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